古い煙突には
アスベストが含まれている
可能性があります。
アスベストを含む煙突が経年変化で劣化していくと、断熱材の結合崩壊…アスベストが飛散してしまい、健康や環境が汚染されてしまう危険性があります。
鋼製ライニング工法であれば、煙突内のアスベストを含有する断熱材を超高圧水によって除去後、ステンレス鋼管で復旧を行う事で、強度を落とすことなくアスベストの除去と煙突の改修が可能です。
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煙突の劣化
・降雨による雨水の浸水
・寒冷地での凍結と融解の繰り返し
・経年変化 -
煙突の断熱材の
決壊崩壊 -
アスベストの
飛散・環境汚染
現状を見極め、最適な施工方法を提案
- 現状の状況把握
- 調査・分析・見積り
- 安心・安全な施工仕様
業者の選定
Hi-jet ARC工法
アスベスト除去
『煙突アスベストライニング材除去装置』を煙突頭頂部の隔離区域ステージ上部に吊り下げます。
可変速度機能付きウィンチで上下移動させ、ウォータジェットマシンから供給される超高圧水を専用のノズルヘッドに組み込んだウォータノズルから噴射させ、同時にロータリージェットガンを回転させながら、煙突内面を旋回します。
その噴射衝撃エネルギーにより、アスベストライニング材の湿潤切切除、及び洗浄を一連作業で進行させ、安全に効率よく除去します。
Hi-jet ARC工法の特長
- 煙突内は完全無人の遠隔操作で切削、洗浄による除去です。
- 完全湿潤状態で除去するので、アスベスト粉じん飛散をかなり抑えられます。
- 超高圧水による処理なので必要最小限の水量で足り、廃棄水はろ過放流せず除去アスベストに吸い込まれ、すべて処分できます。
- 煙突内面コンクリートに食い込んだアスベスト繊維も、超高圧水で難なく削り除去出来ます。
- 建設当初のコンクリート打設時に生じた『だ円』状に変形した煙突や、内部に入り込んだ鉄筋等も苦になりません。
- 乾式の機械除去に比べ振動はほとんど無く、煙突や建築物にダメージを与えずコスト面でも最適です。
- アスベスト除去に要する時間は短時間で済み、工期を大幅に削減出来ます。
- アスベストは勿論の事、酸性ガス等により汚染された煙突内面コンクリートの洗浄も出来、同時に解体コンクリートの再生処理が可能です。
- ごみ焼却炉が併設された煙突のダイオキシン類等の汚染も、同時洗浄処理が可能です。
- カポスタック、ニューカポスタック、ハイスタック、パールスタック、その他石綿セメント円筒の硬い材質でも、一工程ですべてのアスベストライニング材の除去が可能です。
煙突アスベスト
封じ込め工法
「封じ込め」とは、建物内に存在するアスベストに固定させるための溶剤を吹きかけ、外側からアスベストが飛散しないように封じ込めるという工法です。
封じ込め工法の特徴は、外側からアスベストを固める作業のため工事期間が短く済み、アスベストが飛散する可能性も極端に低くなり、工事中に近隣にアスベストが蔓延する可能性も避けることができます。
煙突アスベスト封じ込め工法の特長
- 煙突のような平坦でない場所の作業に適しています。
- 工事期間が短いのでコスト削減できます。
- 他の工法に比べ飛散の可能性が低く近隣の方へも安心していただけます。
- 耐火性、放火性など建築目的に合わせた対策が可能です。
- 足場をほとんど必要とせず、最小限の作業人員など、目立つことなく対策が可能な工法です。
鋼製ライニング工法
鋼製ライニング工法は、煙突内のアスベストを含有する断熱材を超高圧水によって除去後ステンレス鋼管で復旧を行う工法です。
復旧材が鋼製なので、強度を落とすことなくアスベストの除去と煙突の改修が可能です。また耐火性・断熱性・耐久性が飛躍的に向上します。
鋼製ライニング工法の特長
鋼製ライニング工法による除去
- 煙突内部に人間は入らないため、安全です!
- 水で除去することにより湿潤効果も得られるので、アスベスト粉じんの飛散が非常に少なくなります!
- 使用水は必要最小限で経済的です!
- 高硬度のライニング材も除去します!
- 煙突内面のコンクリートに食い込んだアスベストも切削除去可能です!
- 作業床は防水シート養生により、漏水の心配はありません!
- 除去時の振動は、ほぼ皆無のため、煙突躯体にダメージを与えません!
- 石綿除去装置は煙突内部を自由に上下できるため、除去に要する時間が短時間で済み、工期の圧縮に貢献します!
- 煙突径が300mmから3,000mmまで広範囲寸法に対応可能です!
- アスウェットによる表面固化で除去後の煙突内部をコーティングします!
- ダイオキシン類の処理も同時に可能です!